映画 『永遠の 0 』

画像ロボット(私)は、アッシー君のついでに立ち寄ったり、最寄り駅へ行ったときに立ち寄る本屋さんなどで、 「当店のベストセラー・ランキング」の掲示をみて、衝動的に本を買ってしまうことがあります。

過去に、これらの本が、そうであったことを白状して記事にしたのですが、今回の場合は・・・

その「ランキング」の掲示で、最近の “文庫本” のコナーでは、『永遠の 0 』<著者:百田尚樹>(写真右参照)が、それらの書店で売り上げ № 1 の座に長らく 居座っているので、気になっていました。

この本の最初の出版は7~8年ほど前で、百田尚樹氏のデビュー作だそうですが、3年後に講談社文庫から文庫本として出版され、その後、今日までの売り上げが390万部を超える勢いで、文庫本の歴代1位?、とか。

それを聞くと、衝動的に買いたくなったのですが、ちょと長編なので・・・

実は最近、ロボットの目が老化現象を自覚するようになって、長時間の読書が辛くなったのです。

と、いうことで、前置きがいつものように長くなりましたが(笑)、今回は本を買わずに、この小説を原作として映画化された 『永遠の 0 』 を観てきました。


この映画の監督は山崎貴氏で、同氏の「ALWAYS」シリーズを観たロボットは、3作ともハンカチが涙で濡れてしまいましたが、今回の『永遠の 0 』 では、隣りの席へ座っている若い女性にロボットの嗚咽が漏れやしないか?と心配するほど泣かされました。( 一一)

画像太平洋戦争で零戦のパイロットとして戦いながらも、愛する妻・松乃(井上真央さん)への想いを胸に、戦友の誰よりも、家族のために生きて還ることに執着し、その大切さを部下に説いていた宮部久蔵(岡田准一さん)が、終戦直前に特攻隊員として出撃し、還らぬ人となる場面の無念の心情を思うと、込み上げてくるものを我慢することができませんでした。

真珠湾攻撃に参加したあと、宮部久蔵が、妻・松乃と幼子が暮らす家に一旦帰るシーンがとても印象的で、翌朝早く部隊に戻る夫・宮部の軍服の袖に妻・松乃がすがりつく切ない女性の姿には、涙なしでは見ていられません。

夫・宮部が、妻・松乃に 「何があっても必ず還ってくる」、「腕がなくなっても脚がなくなっても必ず還る、死んでも生まれ変わって必ず帰ってくる」 と、約束して部隊に戻るのですが、あれが、あの時の約束を果たしたことなのか・・・。

なるほど~、とは思いましたが、とても想像ができませんでした。

原作は戦争の経過を緻密に描写しているようですが、映画ではむしろ宮部久蔵の生き方の物語に注力して小説の大作を2時間の映像に収めたのではないかと思うくらい、戦争映画のイメージが深くは残りませんでした。

画像順序が逆になりましたが、この映画の始まりは、宮部久蔵の孫・佐伯健太郎(三浦春馬さん)と、姉の慶子(吹石一恵さん)が、祖母の葬儀をきっかけに、実の祖父・宮部久蔵の存在を知って、かつての戦友たちを訪ねることからスタートするのです。

そして、天才的な操縦技術を持ちながら”海軍一の臆病者”と呼ばれ、生還することにこだわった祖父の思いも寄らない真実を健太郎たちは知ることになるのですが・・・

ということで、サスペンス的な要素もあってとてもよかったです。

これ以上 語ってしまうと、これから映画をご覧になる方や小説を読まれる方にご迷惑となりかねませんので、これで映画の感想は終わりといたします(笑)


ところで、嗚咽を抑えるほど込み上げてきた理由は?、と、問われそうですので、先に白状してしまいますと、実はロボットの母親が、同時代に、宮部久蔵の妻と同様の境遇で、この映画の幼子と同じ年頃のロボットを育てていたわけですから、スクリーンの場面と、今は亡きおふくろが苦しみ悩んだであろう場面が重なり、こらえきれませんでした。( 一一)

原作の小説では、あとがきで解説をしている児玉清さんが 「僕は号泣するのを懸命に歯を喰いしばってこらえた。が、だめだった。目から涙がとめどなく溢れた。・・・」と結んでいるようですが、ロボットは、多分それよりも多く涙が溢れたと思います。

なお、文中の写真は、著作権の関係もありますので、この映画とは関係なく、これらの本の一部を撮って、雰囲気を出してみました。(笑)


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この記事へのコメント

2014年01月18日 12:25
私も「永遠の0」、読むか見るか迷っています。
今回の記事は、さっと読ませて頂きました。
見る前に泣かないように。
早く行くべきですね。
2014年01月18日 20:19
ロボットさんの名解説で、
映画の流れだけでなく、重要ポイントと
なる場面が、目に浮かんで来るようでした。
岡田准一君だったら、こんな表情で、
こんな声で、こんな事を話すのかなあなどと、
勝手に頭の中でイメージしながら、
興味深くお話拝読させて戴きました。
映画館の中に、ティッシュは
ボックスで持ち込まないとダメですか?
2014年01月18日 21:09
ミクミティさんへ
こんばんは。
早速のコメントありがとうございます。
ミクミティさんも読むか見るかで迷っていますか~
この原作が人気であることに呼応して、映画の入場者も盛況のようで、開演1時間前でしたが、ロボットの席はサイドの末席でした。(+_+)
泣くことを覚悟してお出かけください。(笑)
2014年01月18日 21:27
yasuhiko さんへ
こんばんは。
早速のコメントありがとうございます。
拙い解説を熟読のうえ、フォローしてご了解を頂きありがとうございます。
主役の岡田准一さんはこの映画でも好評だったようで、yasuhiko さんにとっても、ファンとして存分の活躍だと思います。
映画館の中に、ティッシュはボックスで持ち込まないとダメですか?
:アハハ~、人情に厚い yasuhiko さんは、2ボックス必要かも?(笑)
2014年01月18日 21:50
 こんばんは
>実はロボットの母親が、同時代に、宮部久蔵の妻と同様の境遇で・・・
 :私もこの映画は気になっていましたが、観てはいません。予告編は見た覚えがあります。ロボットさんが流されたと同じくらいの涙がこぼれるでしょうから、足を運ばないことにします。
2014年01月18日 23:54
私はこの映画は見ない方がいいですね。
とにかく感激して泣く・・・
同情して泣く・・・・・
自分の身に置き換えて泣く・・・
嬉しくても泣く・・・・・
しかも大泣きでいつまでたってもやまないんです。
恥ずかしくて外に出られないから。
お母様に対するお気持ちがロボットさんのお気持ちがよくわかります。
本を読もうかな
2014年01月19日 08:11
時さんへ
おはおうございます。
早速のコメントありがとうございます。
>・・・涙がこぼれるでしょうから、足を運ばないことにします。
:アハハ~、「男の涙はひとに見られたくない」というわけでしょうか?
東野圭吾氏の「手紙」では、ロボットが小説を読んで、
時さんが映画をご覧になったと記憶していますから、今度は時さんが小説を読まれて、こっそり泣かれたら如何ですか?
感動して「涙を流す」ことは、「笑う」ことと同じくらい医学的にいいようですよ。
2014年01月19日 08:27
ろこさんへ
おはようございます。
早速のコメントありがとうございます。
アハハ~、ろこさんも泣き虫さんなのですね~、ろこさんの場合は、お母様がこの映画の妻・松乃と同じ幼い女の子を育てていたわけですから、場面が全く重なりますので、泣き虫さんにはこらえきれないと思います。
小説を読まれて、ご自宅で存分に泣かれる方がいいかも。(笑)
ロボットの気持ちも分かって頂いて、記事にした甲斐があります。
2014年01月19日 19:53
私は映画も見ませんが戦争の体験談など当事者が語ったのをテレビなどで見たことがあります。そのとき、よくぞ生きていたものと驚きました。そして涙もでました。ですからよくわかります。特攻隊の話しなど涙なしでは見ていられませんでした。このようなこと、戦争など世界には同じようなことが続いているところもあります。なんともいえませんね。
2014年01月19日 21:38
はるるさんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。
はるるさんは戦争の体験談を直接当事者が語るのをテレビでご覧になりましたか~、それでは涙も出てしまいますね。
ハイ、特攻隊で出撃するお話やその場面などは、涙なしでは見ていられませんよね。
戦争を知らない世代が増えましたから、この映画をみて戦争の酷さを知ってもらって、戦争のない平和な世界を目指してもらいたいと思います。
2014年01月19日 22:33
 再びです!
 少し言葉が足りませんでした。母上様が大変苦労されましたね~ 映画は見ませんが、でもDVDで出た暁には自分の部屋でタオルを握りしめて観るでしょう!
2014年01月20日 08:24
時さんへ
おはようございます。
再度のコメントありがとうございます。
同じ境遇にあった主婦は、乳飲み子を抱えて、夫の生死だけでなく、自分たちの生死すら予測できない状況の中で初めての子育てをして生活していたわけですから、それを思うと・・・( 一一)
>映画は見ませんが、でもDVDで・・・
:なるほど、そのような手もありましたね。
2014年01月20日 10:25
おはようございます。
ロボットさんのお母様も同じような体験をされていらしたことに驚きました。お母様がご覧になられたら、ロボットさん以上に涙をこぼされたでしょうね。辛くて観れないかなぁ。
映画好きですが、どちらかと言うと洋画好きの私。でも、この作品は気になっていて、映画にしようか本にしようかと思いつつ、未だどちらも実行に至っておりません。今年になって映画館へもまだ足を運んでないんですよ。今月中が期限のポイントカードがあるので行ってみようかしら。笑いもいいけど、涙を流すこともいいと言いますものね。
2014年01月20日 18:25
casa blanca さんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。
ハイ、この平和な時代でも「子育て」でノイローゼになってしまうお母さんがいらっしゃるくらい大変なお仕事なのに、夫の生死だけでなく、自分たちの生死すら予測できない状況の中で初めての子どもを育てながら生活していたわけですから、それを思うと・・・( 一一)
おふくろは「思い出したくない」と言うかもしれませんね。
casa blanca さんは洋画が好きでしたよね~、涙を流す映画は好まない人もいらっしゃるから、無理にススメませんが、話題性もありますし、観ておいて悪い映画ではないと思います。
2014年01月20日 20:53
こんばんは。
 前々から気になっていた 映画ですが…
 ロボットさんの名解説で、拍車がかかって、
 じゃ 行ってみようかな~
 今 そんな気になっています。
 ロボットさんが 号泣するほど 感激したのなら…
 本より、やっぱり 映画館かな!
 でも泣きすぎて 電車に乗れなくなったら困るし…

 等と変な心配をしています。

 時々 お勧め映画の紹介があって 嬉しいです。 
2014年01月20日 21:32
メダカさんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。
メダカさんも「永遠の0」は気になっていましたか~、話題の映画なので混んでいましたよ~!
ロボットの記事を読んで頂いて、行く気になったなんてお褒めの言葉を頂くと、うれしくなりますね~。(^^♪
ハイ、メダカさんも人情に厚い方とお察ししますから泣くことは間違いないと思いますので、大きめのハンカチをご持参ください。(笑)
こう寒いと、寒がりのロボットはアウトドア―のネタより、インドアーのネタになってしまいます~(笑)
2014年01月20日 22:49
こんばんは♪
今、話題の作品ですね!
最近、映画館に足を運ぶことが出来ず唯一、この映画だけは観てみたいと思っていたんですよ。
なんて偶然なんでしょう!?
って私だけが喜んでいる訳ですが(笑
当時のお母様のことが浮かんでこられたんですね(;_;)
私も涙もろいのできっと。。。
鼻も詰まるんですよね、
(ハンカチ、ティッシュ忘れずに)
観てみたい映画ですね~!
2014年01月21日 10:04
とわ(kayo)さんへ
おはようございます。
コメントありがとうございます。
kayo さんもこの映画には注目していましたかぁ~!!
いいえ、kayo さんだけでなく勿論ロボットも喜んでいます~(笑)
ハイ、ロボットは母親思いの良い子でしたから・・・、なんちゃってね!(笑)
kayo さんも涙もろい・・。人情に厚い方なんですね~。
ティッシュは、ボックスで持って行った方がいいかも(笑)
ブロ友の yasuhiko さんには、2ボックスご用意するようにお伝えしました~(笑)
2014年01月23日 11:52
ロボットさん、ご無沙汰です^^;
「永遠のゼロ」。。。
なかなか時間が無くて観に行けてませんが
何とか今月中に観ようと(笑)思っています。
これは、戦争体験をした方でなくても
深い心情的なシーンに見応えがあると
聞いてます。ロボットさんのように近似的体験は
勿論していませんが、
この「永遠のゼロ」から、色んなことを
感じ取っていきたいです^^q

感情を抑えることより
感動したら、その感情を思いっきり出せたら、
それは素晴らしいことですね。^^q
確かに。。。隣が若い女性。。。
ちょっとだけ、気にしますね(笑)^^;
2014年01月23日 17:18
みつばさんへ
こんにちは。
こちらこそご無沙汰しております。
コメントをありがとうございます。
みつばさんは既にこの映画の予備知識をお持ちでしたか~。
ハイ、戦争を知らない若い人にも観て欲しいとおっしゃる知識人もいるくらいですから、戦争のことも含めて色んなことを感じ取るには、もってこいのいい映画だと思います。

ハイ、目が潤む程度なら、周囲が暗いですから問題ないのですが、、おふくろへの思いがこみ上げて嗚咽が・・・、大の男ですから(笑)
2014年02月23日 23:21
今晩は。
映画「永遠の0」観られたのですね。私も観ました。
ロボットさんと同じで嗚咽が漏れてマフラーで口を覆いました。
ロボットさんと同じ理由ではないですが臆病者と言われえようと生きて妻と子供の元へ帰りたいと言うその気持ちの一途さに打たれました。主人は原作を読みやはり感動していました。久しぶりにいい映画に出会ったと思いました。先日は同じような時代背景の「小さいおうち」を観ましたがこちらはたんたんとしたストーリーの中に
も小さな出来事があり最後にホロリとなる場面もあり「いい映画」でした^^。
2014年02月24日 23:07
のろさんへ
こんばんは。
こちらにまでお越し頂いてコメントをありがとうざいます。
のろさんも、この映画をご覧になりましたか~!
いい映画でしたね!
やはりのろさんも嗚咽が漏れましたか~、そうそう、宮部久蔵が、妻と子供の元へ生きて帰りたいと言う一途な思いには心が打たれましたね~。
ロボットも、あの場面では戦争がいかに酷いことかと思いました。( 一一)
ご主人は、本を読まれたのですか~!、目が健在なのですね、、羨ましいです。
のろさんは、「小さいおうち」もご覧になったのですか~、、この映画はベルリン国際映画祭で黒木華さんが最優秀女優賞を受賞するなど話題になりましたので、私も観たいと思っています。
なるほど~、いい映画で、最後にホロリとなりますか、、
楽しみです。
2014年10月06日 22:31
 こんばんは
 先日ビデオ屋に行き、この映画のDVDが出ていたので、借りてきて一人で見ました~ ロボットさんが紹介されたように”涙、なみだ”でした。特攻で亡くなった方が4400人と出ていましたが、何とも若い命が犠牲になったものだと、心に染み入りました。
 劇中に「10年、20年後の姿が・・・」との言葉がありましたが、平和が当たり前になっているのは、先人たちの犠牲の上に成り立っているのだと、強く思いました。良い映画を紹介していただき、ありがとうございました。
2014年10月07日 09:43
時さんへ
おはようございます。
過去記事へのコメントありがとうございます。
時さんはDVDでご覧になりましたか!
この記事が誘因の参考になったとすれば、嬉しいです。
ロボットもコメントの文を読ませて頂いて、映画の情景が再び蘇ってきました。
防衛出動や武力行使の問題が議論されている昨今ですので、この映画は、平和を考える一助にしたいですね。
ありがとうございました。

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